リバウンドのたびに体脂肪のおまけがつく

ここでちょっと、あなたのダイエット史を振り返ってみてください。今までどんなダイエットを体験してきたか、どれくらい持続できたのか、なぜ挫折したり辞めてしまったのか、などなど……。

「ダイエットは一生続けるものと考えて、昔から正しい食事と運動を心がけてきました」こんな発言ができる優等生はそれほどいないでしょう。肥満かそうでないかにかかわらず、たぶん大多数の人が過去何通りかのダイエットにトライし、理由はどうであれ、途中でやめてしまった経験があるのでは? 

とくに「ダイエットのたびに食事制限。リバウンドの苦い体験を繰り返した」という人に、警告! 見た目にわからなくても、体脂肪太りが進んでいるかもしれません。「体重が増えるたびに、食事を抜いて、一気に痩せてはドカ食いする、の繰り返しだった」としたら、体脂肪太りは、もはや疑いようもありません。

ここでハッキリ認識しましょう。食べずに急激に体重を落とすハードなダイエットほど、体脂肪はかえって増え、“太りやすく、しかも痩せにくい体”が出来上がってしまうのです。

そもそも食事制限は、我慢の連続で、長続きできません。だからこそ、短期決戦に走りがち。たとえば短期間ハードな食事制限を続け、数キロ体重が落ちたとしましょう。

その段階でひと安心し、もとの食生活に戻せば、体重は簡単に逆戻りしてしまいます。そうなるのは、体重は落ちても太りやすい体質そのものは変わっていないから。

前と同じ食生活に戻れば、以前の体重に戻るのは時間の問題なのです。「マイナス〇キロに成功!」も、つかの間の喜びにすぎません。しかも、今まで飢餓状態だった分、体は大切な脂肪をため込もうととする方向に働くのだから、さあ大変!

さらなる問題点は、無理なダイエットは、体脂肪を少し減らすことができても、筋肉や骨もいっしょに減らしてしまうということ……。